タロットカードの構成

小アルカナ~カップ~

続いて小アルカナの中のカップ(聖杯)を見てみましょう。 タロット占いでは、このカップには自分自身を理解し他人を理解する相互理解、人間が持つ様々な感情(特に恋愛感情)、パートナーシップ、結婚、家族など自分と自分を取り巻く人たちとの関わりが大きな意味合いとなります。

このカップが内包する四元素は水ですが、水は人間が持つ感情を表すとされています。水は絶えず形を変えながら流れ、一時も留まることがありません。これは常に外部との関わりで変化する、人間の感情にも通じるものがあります。

タロット占いに興味を持ち、自分で勉強して実占をする機会が多いのはやはり女性ですから、どうしても恋愛や結婚に関するトラブルや心配事などを経験することが多いため、この一連のカップのカードには目が行ってしまいがちです。

カップのカードのエースから10番までには、家族や友人を労わる姿、相互理解、カップルの相思相愛、真の友情、幸福な結末、願望や希望の実現、完成などの嬉しいキーワードが散りばめられている一方、熟慮せよという警告や何らかの損失、失望、現実逃避、優柔不断、不満など、あまり経験したくない人生の暗い部分も描かれています。

けれどもカップのカードは人生上の喜びや楽しみなどを表現していることに変わりなく、特にカップ9番は伝統的に「ウィッシュ・カード」と呼ばれ、このカードが正位置で展開されると、願いや希望が叶うものとされています。大変喜ばしいカードですが、逆位置で出た場合はその幸福を割り引いて考えなければなりません。

スポンサードリンク