タロットカードの構成

小アルカナ~ソード~

小アルカナのソード(剣)はトランプのスペードの相当し、貴族を表すとされていますが、タロット占いでのソードは四元素の風を暗示し、思考力や知識、力、攻撃、精神力などに関することを意味します。

他人を攻撃することは何も暴力だけではありません。言葉にも十分に人の心を傷つける力があります。思考力や知識・経験によって生み出された言葉には力が宿っていますが、それらは正しく使われなければ、やがて自らを破滅に導きます。そのような危険なものを使いこなすためには、人一倍強い精神力や自制心が必要なのです。

ソードのカードには残虐、エゴ、非情、復讐、裏切り、反道徳的行為などマイナスの意味合いがありますが、自分自身を律する心を失くす、策略に走る、暴力を振るうという間違った力の使い方をする人間の姿が、カードにはしっかりと描かれています。 ソードのカードは、全体としてみると暗いイメージや衝撃的な図柄のものが多く、人生における戦いの厳しさや苦しさなどが表現されています。

特にソード10番は、10本の剣で背中をメッタ刺しにされた男が横たわる図柄となっており、キーワードも計画の頓挫、失敗、敗北、損失など、あまり引きあてたくない内容になっています。ただしこの強烈なカードも逆位置で出てくると、希望が戻ってくることや思わぬ助けなど、今度はプラスの意味合いが出てきます。仮に正位置で展開されたとしても周囲のカードが力のある明るいものであれば、その凶の部分も緩和されます。一枚だけ悪いカードを引いてしまったから全部がダメだと悲観することはありません。

タロット占いは1枚だけのカードを引いて判断することは稀で、3枚から10枚程度展開して読み解きますので、たった1枚の悪いカードに振り回される必要はないのです。

スポンサードリンク